飲食

【12種類】お酒の種類一覧

お酒の種類を知りたい
お酒を始めたいけど種類がありすぎてよくわからん

という人に向けて書いてます。

コンビニやスーパーで見かけるあの超膨大なカンやビンはなぜ、あんなに種類があるのか。
子供の頃からずっと謎でした。

でもお酒の世界ってピンからキリまで価格帯が分かれていて、ジャンルによっても使ってる材料や造るのにかかる年数が違いますので、今回はお酒の種類についてザックリ解説したいと思います。

まず、お酒とは?

はい、まずお酒についてのおさらいですね。
そもそも、お酒って何のためにあって、どこから始まったの?

気になりますよね。
お酒にとって一番重要なのは「アルコール」の含有です。

アルコールは酵母という菌が原材料の糖分を分解したときに出る、「エチルアルコール」または「エタノール」の事を指します。

アルコールは人体にとって実は有害物質なんですが、神秘的な我々人類のカラダはこれを分解する機能が備わっています。

そう、よく耳にする「肝臓」ですね。

お酒を飲んで「酔っぱらう」という現象はアルコールを飲んだ時に肝臓で「アセトアルデヒド」という物騒な名前の物質に変化させ、さらに「酢酸」という無害な物質へ変化させます。

そのため、2日酔いにならずに済むというわけですね。
ただ、肝臓の機能には個体差があるため「肝臓が分解してくれるから大丈夫!」とは思わず、適度な量を意識しましょうね。

お酒の種類

お酒の種類は大きく分けると3つに分類されます。

  • 醸造酒(じょうぞうしゅ)
  • 蒸留酒(じょうりゅうしゅ)
  • 混成酒(こんせいしゅ)

醸造酒

醸造酒は、原料に含まれる糖を発酵させることで作られるお酒で、原料によりできるお酒も変わります。

<醸造酒に分類されるお酒>

  • ビール
  • ワイン
  • 日本酒

などです。

ビール

みんな大好きビール!

飲み会で最初の一杯目に選ばれるランキング堂々の1位はやっぱりビールですよね。

ビールは、麦芽を原料に作られたお酒で、原料である麦芽を熱湯で混ぜ合わせ糖化し、

そこへ風味付けと泡立ちを良くするホップを加えさらに煮詰めて冷却して出来た液体に酵母を加えて発酵させて作ります。

ビールの種類は大きく2種類あり、

「ラガー」「エール」というものがあります。
どちらもビールという括り上、大差はありませんが、主な違いは「発酵方法」にあります。

 

ラガー:下面発酵
エール:上面発酵、自然発酵

また、ラガーはすっきりとした辛口の味わいが多いのに対し、エールは芳醇な香りも楽しめるのが特徴ですね。

クラフトビールなどは大体、エールが主流です。

個人的に一番好きなのはやっぱりスーパードライです。
スーパードライはラガーなので味わいというより”のどごし”です。

仕事の後はのどをカラッカラにして帰って、キンッキンに冷えてやがるこれで一杯するのが至福です。

▼キンッキンに冷やしてカイジっぽく晩酌する方向け
アサヒ スーパードライ 缶

ワイン

ワインは、ぶどうを原料に作られたお酒ですね。

収穫したぶどうを搾って液体だけを抽出し、貯蔵タンクで発酵させて作ります。

ワインの種類は大きく4種類あります。

  • スティルワイン
  • スパークリングワイン
  • フォーティファイドワイン
  • フレーヴァードワイン

え…?赤ワインとか白ワインじゃないの??

って思った方もいるかもしれませんが、実は正式な名前に分類すると4つになるんですよね。

詳しく解説すると、

スティルワイン:非発泡性のワイン
俗にいう赤ワインや白ワインのことですね。
他にもロゼワイン、デザートワインなどもスティルワインに分類されます。

スティルワイン

  • 赤ワイン
  • 白ワイン
  • ロゼワイン
  • デザートワイン

スパークリングワイン:発泡性のワイン
こちらは炭酸の入った少しシュワっとするワインで、シャンパンをはじめクレマン、フランチャコルタ、カパ、ゼクトなど生産地によって呼び名が変わります。

スパークリングワイン

  • シャンパン:フランス
  • クレマン:フランス
  • フランチャコルタ:イタリア
  • カパ:スペイン
  • ゼクト:ドイツ

ちなみに、シャンパンは特殊でフランスの良質な土壌として定評のある「シャンパーニュ地方」で栽培したブドウを使ったもので、

かつ熟成年数15年以上、アルコール度数11.5%以上ないとただのスパークリングワインになってしまうという、厳しいルールがあります。

フォーティファイドワイン
非常に発音しにくいこちらの種類は、スティルワインやブドウの果汁(ジュース)にアルコール度数の高いブランデーなどを加えたお酒の名前で、シェリーや、ポートワインと言われています。

【フォーティファイドワイン】

  • シェリー:スペイン
  • ポート:ポルトガル
  • マデイラ:ポルトガル
  • マルサラ:イタリア
  • VDN:フランス
  • VDL:フランス

一切関係なくて恐縮ですが、ポートワインやシェリーワインには酒言葉というのがあり、詳しい内容はここでは言えないのですが、今夜はあなたにすべてを捧げます」という大人なみなさんにとっては便利なお酒もあります。(悪用厳禁)

フレーヴァードワイン
こちらはワインをベースにフルーツや薬草、香草などを入れたワインで、サングリアやヴェルモットなどがあります。

フレーヴァードワイン

  • サングリア
  • ヴェルモット
  • レツィーナ

サングリアはコンビニでも手に入るので、フルーティなワインを飲みたいなーってときにオススメです。

▼最近飲んで一番美味しかった白ワインです。
ニュートン ナパ ヴァレー アンフィルタード シャルドネ

▼飲みごたえバツグンな3本セットで比較しながら本格赤ワインを堪能できます。
ボルドーワイン3本セット

日本酒

引用元
https://www.sawanotsuru.co.jp/site/nihonshu-columm/knowledge/festival-and-sake/

 

日本酒は、米を原料に作られたお酒です。

名前の通り、米と米麹を水と混ぜて発酵させて作ります。

日本酒の種類は大きく3種類あります。

  • 吟醸酒
  • 純米酒
  • 本醸造酒

蒸留酒

蒸留酒は、醸造酒を蒸留して作ったお酒で、醸造酒を加熱して出た蒸気を集めて冷やし、アルコールの液体を集めてできたものです。

蒸留したアルコールの液体を樽などに詰めて長期間熟成させてから飲むのが一般的です。

<蒸留酒に分類されるお酒>

  • ウイスキー
  • 焼酎
  • ブランデー
  • ジン
  • テキーラ

など

ウイスキー

ウイスキーは、主に麦やとうもろこしを原料に作られたお酒です。

原料をまず発酵させ、ビールの元となる液体を作ったらこれを蒸留して作ります。

ウイスキーの種類は大きく3種類あります。

  • モルトウイスキー
  • グレーンウイスキー
  • ブレンデッドウイスキー

ブランデー

ブランデーは、ぶどうを原料に作られるお酒です。

原料のぶどうから出来たワインを蒸留して作ります。

の種類は大きく3種類あります。

  • コニャック
  • アルマニャック
  • カルヴァドス

焼酎

引用元https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%BC%E9%85%8E#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shochu_001.jpg引用元https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%BC%E9%85%8E#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shochu_001.jpg

 

焼酎は、麦、米、黒糖、そば、芋、栗、とうもろこしなどを原料にしたお酒です。

原料を発酵させ、出来上がった液体を蒸留して作ります。

焼酎の種類は大きく3種類あります。

  • 焼酎乙類
  • 焼酎甲類
  • 混和焼酎

ウォッカ

ウォッカは、小麦やライ麦を原料に作られるお酒です。

原料を煮て液状にしたら蒸留して作ります。

ラム

ラムは、サトウキビを原料に作られるお酒です。

原料を煮詰めて出来た液体を蒸留して作ります。

ジン

ジンは、植物の実や葉、根、樹皮などを原料に作られるお酒です。

原料をアルコールに浸して熟成させて作ります。

テキーラ

テキーラは、リュウゼツランを原料に作られるお酒です。

リュウゼツランはこんなやつです↓

出典:https://prrr.jp/note/green/819/より

 

原料を加熱して液状にし、それを発酵させたものを蒸留して作ります。

混成酒

混成酒は、醸造酒や蒸留酒をベースに果実や糖類、香味料などを加えて作られたお酒です。

梅酒

引用元 https://www.sawanotsuru.co.jp/site/nihonshu-columm/knowledge/how-to-make-umeshu/

 

梅酒は、梅を原料に作られるお酒です。

原料の梅を砂糖、アルコールと共にタンクで熟成して作ります。

リキュール

引用元
https://www.drinkplanet.jp/special_reports/view/13-1

 

リキュールは、原料に果実や香草などを使用して作られるお酒です。

原酒のアルコールに果実や香草などを一緒に入れて熟成させて作ります。

また、そのまま飲めるリキュールもあるので、ぜひ朝までぶっ飛びたい方はこちらお試しください。

新作です。

まとめ

お酒は製法により分類が分けられ、世界中で作られていますが、コストパフォーマンスで現在の種類に落ち着きました。

製造過程などを知るとよりお酒の味わい方も変わり、楽しめると思いますよ。

お酒は20歳になってから!
ABOUT ME
いちらんデータベース
ネット上に散らばっている「もの・こと」などの種類を一覧で見れます。