今回はBARで飲めるカクテルをまとめてみました。
ベースに使われているお酒や配分なども代表例をもとにまとめているのでカクテル作りや、好みのカクテルを見つける参考になれば幸いです。
ここでは、代表的なクラシックカクテルや、多くのBARで一般的にオーダーできる可能性が高いカクテルを中心に、ベースとなるお酒と一般的なレシピ(割合)をご紹介します。
レシピの割合はあくまで目安であり、お店やバーテンダーの好み、お客様の要望によって調整されることをご了承ください。
まず最初に
単位の目安
1 part (部) = 基本となる量 (例: 30mlや45mlなど、カクテルやグラスサイズによって変わります)
tsp = ティースプーン1杯 (約5ml)
dash = 一振り (約1ml)
技法
シェーク (Shake): シェーカーに材料と氷を入れ、振って混ぜ合わせる。
ステア (Stir): ミキシンググラスに材料と氷を入れ、バースプーンで手早くかき混ぜる。
ビルド (Build): グラスに直接材料を注いで作る。
ジン (Gin) ベースのカクテル
マティーニ (Martini)
ベース: ドライ・ジン
材料: ドライ・ジン、ドライ・ヴェルモット
割合: ドライ・ジン 3~4 : ドライ・ヴェルモット 1 (例: ジン 45-60ml、ドライ・ヴェルモット 15ml)
技法: ステア
特徴: 「カクテルの王様」。シャープで洗練された味わい。オリーブやレモンピールを添える。
味わい: ドライでシャープ、ジンの香りが際立つ、洗練された大人の味。
どんな人におススメか: ドライなお酒が好きな方、ジンの風味をしっかり楽しみたい方、クラシックカクテルを試したい方。
ギムレット (Gimlet)
ベース: ドライ・ジン
材料: ドライ・ジン、ライムジュース (フレッシュ推奨)
割合: ドライ・ジン 3 : ライムジュース 1 (例: ジン 45ml、ライムジュース 15ml)
技法: シェーク
特徴: シャープな酸味とジンの香りが特徴。
味わい: ライムのキリッとした酸味とジンの爽快感、シャープでドライ。
どんな人におススメか: 酸味のあるカクテルが好きな方、サッパリしたい方、シンプルな味わいを好む方。
ジントニック (Gin & Tonic)
ベース: ドライ・ジン
材料: ドライ・ジン、トニックウォーター
割合: ドライ・ジン 1 : トニックウォーター 3~4 (例: ジン 30-45ml、トニックウォーター 適量)
技法: ビルド
特徴: 定番。ジンの風味とトニックウォーターの甘苦さが爽快。ライムを添える。
味わい: ジンのボタニカルな香りとトニックウォーターの甘苦さが調和、爽快で飲みやすい。
どんな人におススメか: カクテル初心者の方、爽やかな飲み物を求めている方、ジンの風味を気軽に楽しみたい方。
ネグローニ (Negroni)
ベース: ドライ・ジン
材料: ドライ・ジン、カンパリ、スイート・ヴェルモット
割合: 各1 : 1 : 1 (例: 各30ml)
技法: ビルド or ステア
特徴: 苦味と甘みのバランスが絶妙な食前酒。オレンジスライスを添える。
味わい: 複雑な苦味と甘み、ハーブの香りが特徴的、奥行きのある大人の味わい。
どんな人におススメか: 苦味のあるお酒が好きな方、食前酒を楽しみたい方、個性的なカクテルを試したい方。
ホワイトレディ (White Lady)
ベース: ドライ・ジン
材料: ドライ・ジン、コアントロー、レモンジュース
割合: ドライ・ジン 2 : コアントロー 1 : レモンジュース 1 (例: ジン 30ml、コアントロー 15ml、レモンジュース 15ml)
技法: シェーク
特徴: 白く美しい、上品な酸味のカクテル。
味わい: レモンの爽やかな酸味とコアントローのほのかな甘み、ジンが全体を引き締める上品な味わい。
どんな人におススメか: 酸味と甘みのバランスが良いカクテルが好きな方、エレガントな気分を味わいたい方、ショートカクテルに挑戦したい方。
ウォッカ (Vodka) ベースのカクテル
モスコミュール (Moscow Mule)
ベース: ウォッカ
材料: ウォッカ、ライムジュース、ジンジャービア (またはジンジャーエール)
割合: ウォッカ 1 : ライムジュース 0.5 : ジンジャービア 適量 (例: ウォッカ 45ml、ライムジュース 15ml、ジンジャービアで満たす)
技法: ビルド
特徴: 「モスクワのラバ」。ライムと生姜の刺激が爽快。銅製マグで提供されることも。
味わい: ウォッカのクリアな味にライムの酸味とジンジャービアのピリッとした刺激、爽快で飲みやすい。
どんな人におススメか: ジンジャーエールが好きな方、サッパリとした刺激を求める方、暑い日の一杯に。
スクリュードライバー (Screwdriver)
ベース: ウォッカ
材料: ウォッカ、オレンジジュース
割合: ウォッカ 1 : オレンジジュース 2~3 (例: ウォッカ 45ml、オレンジジュース 適量)
技法: ビルド
特徴: シンプルで飲みやすい。「レディキラー」とも。
味わい: オレンジジュースの甘みと酸味にウォッカが溶け込み、非常にフルーティーで飲みやすい。
どんな人におススメか: カクテル初心者の方、甘めのカクテルが好きな方、ジュース感覚で気軽に飲みたい方。
ソルティドッグ (Salty Dog)
ベース: ウォッカ
材料: ウォッカ、グレープフルーツジュース、(グラスの縁に塩)
割合: ウォッカ 1 : グレープフルーツジュース 2~3 (例: ウォッカ 45ml、グレープフルーツジュース 適量)
技法: ビルド (グラスの縁に塩をつけたスノースタイル)
特徴: 塩味がグレープフルーツの酸味と甘みを引き立てる。
味わい: グラスの縁の塩味がグレープフルーツの酸味とほろ苦さを引き立てる、爽やかでキレがある。
どんな人におススメか: グレープフルーツが好きな方、塩味のアクセントを楽しみたい方、サッパリとした飲み口を求める方。
ブラッディメアリー (Bloody Mary)
ベース: ウォッカ
材料: ウォッカ、トマトジュース、レモンジュース、ウスターソース、タバスコ、塩、胡椒など
割合: (レシピ多様) ウォッカ 1 : トマトジュース 2~3、他調味料はお好みで
技法: ビルド or ステア
特徴: 「飲むサラダ」。二日酔いの迎え酒としても。
味わい: トマトジュースの風味にスパイスが効いた複雑な味わい、飲むサラダとも言われる個性的で滋味深い味。
どんな人におススメか: トマトジュースが好きな方、個性的なカクテルを試したい方、二日酔いの時(迎え酒として)。
コスモポリタン (Cosmopolitan)
ベース: ウォッカ (シトロンウォッカ推奨)
材料: ウォッカ、コアントロー、クランベリージュース、ライムジュース
割合: ウォッカ 2 : コアントロー 1 : クランベリージュース 1 : ライムジュース 0.5
技法: シェーク
特徴: スタイリッシュなピンク色のカクテル。甘酸っぱくフルーティー。
味わい: クランベリーとライムの甘酸っぱさにウォッカとコアントローが調和、フルーティーでスタイリッシュな味わい。
どんな人におススメか: フルーティーなカクテルが好きな方、おしゃれなカクテルを楽しみたい方、少し強めのショートカクテルに挑戦したい方。
ラム (Rum) ベースのカクテル
ダイキリ (Daiquiri)
ベース: ホワイトラム
材料: ホワイトラム、ライムジュース、砂糖 (またはシュガーシロップ)
割合: ホワイトラム 3 : ライムジュース 1 : 砂糖 1tsp (例: ラム 45ml、ライムジュース 15ml、砂糖 1tsp)
技法: シェーク
特徴: シンプルながら奥深い、ラムとライムの黄金バランス。
味わい: ラムの甘い香りとライムのシャープな酸味、砂糖の甘さが絶妙なバランス、シンプルながら奥深い。
どんな人におススメか: ラムが好きな方、酸味と甘みのバランスが良いショートカクテルが好きな方、クラシックカクテルを試したい方。
モヒート (Mojito)
ベース: ホワイトラム
材料: ホワイトラム、ライム、ミントの葉、砂糖、ソーダ
割合: ラム 1 : ライム 1/2個分 : ミント 適量 : 砂糖 2tsp : ソーダ 適量
技法: ビルド (グラスでミントとライム、砂糖を軽く潰す)
特徴: ミントとライムの爽快感がたまらない、夏の定番。
味わい: ミントとライムの圧倒的な爽快感にラムの甘みが加わる、清涼感あふれる味わい。
どんな人におススメか: 爽やかなカクテルが好きな方、ミントが好きな方、暑い日にリフレッシュしたい方。
キューバリブレ (Cuba Libre)
ベース: ホワイトラム (またはゴールドラム)
材料: ラム、コーラ、ライムジュース (またはカットライム)
割合: ラム 1 : コーラ 2~3、ライム 適量
技法: ビルド
特徴: 「自由なキューバ」。ラムコークにライムを加えたもの。
味わい: ラムの甘い風味とコーラの甘さ、ライムの酸味がアクセント、親しみやすく飲みやすい。
どんな人におススメか: コーラが好きな方、ラムコークを少しお洒落に楽しみたい方、気軽に飲めるカクテルが良い方。
XYZ (X.Y.Z.)
ベース: ホワイトラム
材料: ホワイトラム、コアントロー、レモンジュース
割合: ラム 2 : コアントロー 1 : レモンジュース 1
技法: シェーク
特徴: 「これ以上のものはない」という意味。バランスの良い味わい。
味わい: ラムの風味にコアントローのオレンジの香りとレモンの酸味がバランス良く調和、洗練された味わい。
どんな人におススメか: バランスの良いショートカクテルが好きな方、ホワイトレディやサイドカーが好きな方。
ピニャコラーダ (Piña Colada)
ベース: ホワイトラム
材料: ホワイトラム、パイナップルジュース、ココナッツミルク (またはココナッツクリーム)
割合: ラム 1 : パイナップルジュース 3 : ココナッツミルク 1
技法: シェーク or ブレンダー
特徴: 甘くトロピカルな味わいの代表格。
味わい: パイナップルの甘酸っぱさとココナッツミルクの濃厚な甘み、ラムが全体をまとめるトロピカルでクリーミーな味わい。
どんな人におススメか: 甘いカクテルが好きな方、トロピカルな気分を味わいたい方、デザート感覚で楽しみたい方。
テキーラ (Tequila) ベースのカクテル
マルガリータ (Margarita)
ベース: テキーラ (ブランコ)
材料: テキーラ、コアントロー、ライムジュース (フレッシュ推奨)
割合: テキーラ 2~3 : コアントロー 1 : ライムジュース 1 (例: テキーラ 30-45ml、コアントロー 15ml、ライムジュース 15ml)
技法: シェーク (グラスの縁に塩をつけたスノースタイル)
特徴: 最も有名なテキーラカクテル。爽やかな酸味と塩味が絶妙。
味わい: テキーラの風味とライムの酸味、コアントローの甘み、グラスの縁の塩味が絶妙なハーモニー。
どんな人におススメか: テキーラが好きな方、爽やかでパンチのあるカクテルが好きな方、塩味のアクセントを楽しみたい方。
テキーラサンライズ (Tequila Sunrise)
ベース: テキーラ (ブランコ)
材料: テキーラ、オレンジジュース、グレナデンシロップ
割合: テキーラ 1 : オレンジジュース 3、グレナデンシロップ 適量 (沈める)
技法: ビルド (グレナデンシロップを最後に静かに注ぎ、グラスの底に沈める)
特徴: 朝焼けのような美しいグラデーション。甘く飲みやすい。
味わい: オレンジジュースの甘みとテキーラの風味、グレナデンシロップの甘さが加わり、フルーティーで飲みやすい。
どんな人におススメか: 甘めのカクテルが好きな方、見た目も楽しみたい方、テキーラカクテル初心者の方。
パローマ (Paloma)
ベース: テキーラ (ブランコ)
材料: テキーラ、グレープフルーツソーダ (またはグレープフルーツジュースとソーダ)、ライムジュース
割合: テキーラ 1 : グレープフルーツソーダ 3~4、ライムジュース 少々
技法: ビルド
特徴: メキシコで人気のカクテル。爽やかで飲みやすい。
味わい: テキーラの風味にグレープフルーツソーダの爽やかな苦味と甘み、ライムの酸味が加わり、スッキリと飲みやすい。
どんな人におススメか: グレープフルーツが好きな方、サッパリとしたテキーラカクテルを飲みたい方、メキシコで人気のカクテルを試したい方。
ウイスキー (Whiskey/Whisky) ベースのカクテル
マンハッタン (Manhattan)
ベース: ライ・ウイスキー (またはカナディアンウイスキー、バーボン)
材料: ウイスキー、スイート・ヴェルモット、アンゴスチュラビターズ
割合: ウイスキー 2 : スイート・ヴェルモット 1、ビターズ 1~2dash
技法: ステア
特徴: 「カクテルの女王」。リッチで複雑な味わい。
味わい: ウイスキーの芳醇な香りとスイートヴェルモットの甘み、ビターズの苦味が調和した複雑でリッチな味わい。
どんな人におススメか: ウイスキーが好きな方、甘みと苦味のバランスが良いカクテルが好きな方、クラシックなバーの雰囲気を楽しみたい方。
オールドファッションド (Old Fashioned)
ベース: バーボンウイスキー (またはライ・ウイスキー)
材料: ウイスキー、角砂糖 (またはシュガーシロップ)、アンゴスチュラビターズ、水 (少量)
割合: ウイスキー 45-60ml、角砂糖 1個、ビターズ 2~3dash、水 1tsp
技法: ビルド (グラスの中で角砂糖をビターズと水で溶かし、ウイスキーと氷を加える)
特徴: ウイスキー本来の味を楽しむクラシックカクテル。
味わい: ウイスキー本来の風味を角砂糖の甘みとビターズの苦味が引き立てる、シンプルながら奥深い味わい。
どんな人におススメか: ウイスキーをじっくり味わいたい方、甘すぎないカクテルが好きな方、カクテルの歴史を感じたい方。
ウイスキーサワー (Whiskey Sour)
ベース: バーボンウイスキー (またはライ・ウイスキー)
材料: ウイスキー、レモンジュース、砂糖 (またはシュガーシロップ)、(お好みで卵白)
割合: ウイスキー 2 : レモンジュース 1 : 砂糖 1tsp
技法: シェーク
特徴: 甘酸っぱくバランスの取れた味わい。
味わい: ウイスキーの風味にレモンの酸味と砂糖の甘みがバランス良く加わり、爽やかで飲みやすい。
どんな人におススメか: 甘酸っぱいカクテルが好きな方、ウイスキーカクテル初心者の方、卵白のまろやかさ(オプション)を楽しみたい方。
ゴッドファーザー (Godfather)
ベース: スコッチウイスキー
材料: スコッチウイスキー、アマレット
割合: ウイスキー 2~3 : アマレット 1
技法: ビルド
特徴: ウイスキーの香ばしさとアマレットの甘い香りが調和。
味わい: スコッチウイスキーの香ばしさとアマレットのアーモンドのような甘い香りがシンプルに調和、芳醇で甘美。
どんな人におススメか: ウイスキーと甘いリキュールの組み合わせが好きな方、食後酒としてゆっくり楽しみたい方。
ハイボール (Highball)
ベース: ウイスキー (各種)
材料: ウイスキー、ソーダ
割合: ウイスキー 1 : ソーダ 3~4
技法: ビルド
特徴: 日本でも大人気。ウイスキーの風味を爽やかに楽しめる。
味わい: ウイスキーの風味をソーダが爽やかに引き立てる、スッキリとして食事にも合わせやすい。
どんな人におススメか: ウイスキーを気軽に楽しみたい方、食事と一緒に飲みたい方、炭酸の爽快感が好きな方。
ブランデー (Brandy) ベースのカクテル
サイドカー (Sidecar)
ベース: ブランデー (コニャック推奨)
材料: ブランデー、コアントロー、レモンジュース
割合: ブランデー 2 : コアントロー 1 : レモンジュース 1
技法: シェーク
特徴: 洗練された酸味とブランデーの芳醇な香り。
味わい: ブランデーの芳醇な香りにコアントローのオレンジ風味とレモンの酸味が調和、エレガントで洗練された味わい。
どんな人におススメか: ブランデーが好きな方、バランスの良い酸味のショートカクテルが好きな方、上品な気分を味わいたい方。
アレキサンダー (Alexander)
ベース: ブランデー (コニャック推奨)
材料: ブランデー、クレーム・ド・カカオ (ブラウン)、生クリーム
割合: 各1 : 1 : 1
技法: シェーク
特徴: 甘くクリーミーなデザートカクテル。
味わい: ブランデーの風味にカカオリキュールと生クリームが加わり、濃厚で甘くクリーミーなデザートのような味わい。
どんな人におススメか: 甘いカクテルが好きな方、デザートカクテルを楽しみたい方、食後の一杯に。
ジャックローズ (Jack Rose)
ベース: アップルブランデー (カルヴァドスなど)
材料: アップルブランデー、ライムジュース (またはレモンジュース)、グレナデンシロップ
割合: アップルブランデー 2 : ライムジュース 1 : グレナデンシロップ 0.5
技法: シェーク
特徴: リンゴの風味と甘酸っぱさが特徴。美しいピンク色。
味わい: アップルブランデーのリンゴの風味にライムの酸味とグレナデンシロップの甘みが加わり、フルーティーで甘酸っぱい。
どんな人におススメか: リンゴのお酒が好きな方、フルーティーなカクテルが好きな方、見た目も華やかなカクテルを楽しみたい方。
リキュール (Liqueur) ベースのカクテル
グラスホッパー (Grasshopper)
ベース: クレーム・ド・ミント (グリーン)、クレーム・ド・カカオ (ホワイト)
材料: クレーム・ド・ミント(緑)、クレーム・ド・カカオ(白)、生クリーム
割合: 各1 : 1 : 1
技法: シェーク
特徴: 「バッタ」。鮮やかな緑色とチョコミント風味のデザートカクテル。
味わい: ミントの清涼感とカカオの甘み、生クリームのコクが合わさり、チョコミントアイスのような味わい。
どんな人におススメか: チョコミントが好きな方、甘くてクリーミーなデザートカクテルが好きな方、見た目もユニークなカクテルを楽しみたい方。
カシスオレンジ (Cassis and Orange)
ベース: クレーム・ド・カシス
材料: カシスリキュール、オレンジジュース
割合: カシス 1 : オレンジジュース 3~4
技法: ビルド
特徴: フルーティーで甘く、飲みやすい定番カクテル。
味わい: カシスの甘酸っぱさとオレンジジュースのフルーティーさが絶妙にマッチ、非常に飲みやすく甘い。
どんな人におススメか: カクテル初心者の方、甘いカクテルが好きな方、ジュース感覚で気軽に飲みたい方。
ファジーネーブル (Fuzzy Navel)
ベース: ピーチリキュール
材料: ピーチリキュール、オレンジジュース
割合: ピーチリキュール 1 : オレンジジュース 2~3
技法: ビルド
特徴: 桃とオレンジのジューシーで甘い味わい。
味わい: ピーチの豊かな甘い香りとオレンジジュースのフルーティーさが調和、ジューシーで甘く飲みやすい。
どんな人におススメか: 桃が好きな方、甘いカクテルが好きな方、アルコール度数が低めのカクテルが良い方。
カルーアミルク (Kahlua and Milk)
ベース: コーヒーリキュール (カルーア)
材料: カルーア、牛乳
割合: カルーア 1 : 牛乳 2~3
技法: ビルド
特徴: 甘くて飲みやすい、デザート感覚のカクテル。
味わい: コーヒーリキュールのほろ苦さと甘み、牛乳のまろやかさが合わさり、コーヒー牛乳のような親しみやすい味わい。
どんな人におススメか: コーヒー牛乳が好きな方、甘いカクテルが好きな方、食後のデザート感覚で楽しみたい方。
スプモーニ (Spumoni)
ベース: カンパリ
材料: カンパリ、グレープフルーツジュース、トニックウォーター
割合: カンパリ 1 : グレープフルーツジュース 1 : トニックウォーター 1 (店により異なる)
技法: ビルド
特徴: カンパリの苦味とグレープフルーツの酸味、トニックの爽快さが絶妙。
味わい: カンパリのほろ苦さとグレープフルーツの酸味、トニックウォーターの爽快感が絶妙なバランス、サッパリとして飲みやすい。
どんな人におススメか: 甘さ控えめでサッパリとしたカクテルが好きな方、カンパリの苦味を楽しみたい方、食前酒にも。
ワイン・ビール ベースのカクテル
キール (Kir)
ベース: 白ワイン
材料: 白ワイン、クレーム・ド・カシス
割合: 白ワイン 4~5 : カシス 1
技法: ビルド
特徴: 食前酒の定番。カシスの甘みが白ワインを引き立てる。
味わい: 白ワインの風味にカシスの甘酸っぱさが加わり、フルーティーで飲みやすい。
どんな人におススメか: ワイン初心者の方、食前酒として軽めに飲みたい方、甘めのワインカクテルが好きな方。
ミモザ (Mimosa)
ベース: スパークリングワイン (シャンパン推奨)
材料: スパークリングワイン、オレンジジュース
割合: 各1 : 1
技法: ビルド (フルートグラスで)
特徴: ブランチにも合う爽やかなカクテル。
味わい: スパークリングワインの爽やかさとオレンジジュースのフルーティーさが調和、軽やかで飲みやすい。
どんな人におススメか: スパークリングワインが好きな方、ブランチやお祝いの席で飲みたい方、フルーティーなカクテルが好きな方。
シャンディガフ (Shandy Gaff)
ベース: ビール
材料: ビール、ジンジャーエール
割合: 各1 : 1
技法: ビルド
特徴: ビールの苦味が和らぎ、飲みやすくなる。
味わい: ビールの苦味がジンジャーエールの甘みと風味で和らぎ、非常に飲みやすくなる。
どんな人におススメか: ビールの苦味が苦手な方、ビールをいつもと違う飲み方で楽しみたい方、軽めに飲みたい方。
レッドアイ (Red Eye)
ベース: ビール
材料: ビール、トマトジュース
割合: 各1 : 1
技法: ビルド
特徴: 二日酔いの迎え酒としても知られる。
味わい: ビールの風味とトマトジュースの味わいが意外にマッチ、サッパリとして飲みやすい。
どんな人におススメか: トマトジュースが好きな方、二日酔いの時(迎え酒として)、ビールベースの変わり種を試したい方。
おわりに
ここに挙げたものは数あるカクテルの中のほんの一例です。BARにはこの他にもたくさんの素晴らしいカクテルがありますし、バーテンダーはあなたの好みや気分に合わせてオリジナルカクテルを作ってくれることもあります。
ぜひBARを訪れた際には、バーテンダーに「こんな感じのカクテルが飲みたい」「このお酒をベースに何か作ってほしい」などと相談してみてください。きっと新しいお気に入りの一杯に出会えるはずです!