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【16種類】冠婚葬祭の種類一覧

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「冠婚葬祭」について、それぞれの意味・行事・現代のスタイル・費用感などを含めて詳しく、わかりやすく説明していきます。

【冠(かん)】人の成長を祝う儀式

◆ 意味
「冠」はもともと「元服(成人の儀)」のこと。
現在は誕生~成人までの成長儀礼全般を指します。

初宮参り

赤ちゃんの誕生を神に感謝し、健やかな成長を祈る儀式です。

生後約1か月頃に行われ、写真撮影+神社参拝が一般的 祈祷料5,000~10,000円ほど

お食い初め

一生食べ物に困らないよう願う儀式で生後100日前後に自宅や料亭で行う家庭が多いです。

数千円~1万円ほど

七五三

成長の節目を祝い、神社で祈願します。

3歳(男女)5歳(男)7歳(女) になる子どもが対象です。

写真スタジオ、着物レンタルが主流 3万~10万円ほど

成人式

社会的に大人になることを祝う式で満20歳(法的には18歳)を迎えた人が招待されます。振袖やスーツで参加することが多く、着付けなどでおよそ10万~30万円ほどです。

【婚(こん)】― 結婚にまつわる儀式

◆ 意味
「婚」は結婚に関する儀式全般を指します。
昔は家と家の結びつきが重視され、現代では本人同士の意思が中心です。

結納

両家の婚約の正式な儀式で婚約時に行われることがありますが、最近は減ってきています。

費用は大体5万~50万円ほど

婚約式

指輪の交換や記念食事会で婚約時などにホテルやレストランでカジュアルに行われることがあります。費用は大体2万~10万円ほど

挙式(結婚式)

結婚を神や仏、人に誓う式で、入籍前後に行われます。

神前・教会・人前式など誰に誓うかによって異なります。

相場は30万~200万円ほど

披露宴

親族・友人に結婚を報告・感謝する宴で、挙式後に食事などを振舞いながら行われます。

少人数やフォト婚も増えており、相場はだいたい20万~200万円ほど

【葬(そう)】― 人の死を悼む儀式

◆ 意味
「葬」は亡くなった人を弔い、送り出す儀式。
宗教的背景が強く、日本では主に仏式が多いです。

通夜

一晩かけて故人と過ごす儀式で亡くなった翌日ごろに行われます。

短時間の「半通夜」が増加しています。

香典5,000~1万円(参列者)

葬儀・告別式

葬儀は宗教儀式と社会的お別れで、告別式は通夜の翌日に行われます。簡略化や直葬も最近は増えていて、費用はおよそ100万~200万円です。

火葬・納骨

遺体を火葬し、骨を墓へ 葬儀当日または後日 家族葬が主流に 火葬代5万~10万円ほど

四十九日・一周忌

死後の霊の旅路を見送る仏教儀式 死後49日・1年後 家族のみで行うことも多い 数万円程度です。

【祭(さい)】― 先祖や自然への感謝・年中行事

◆ 意味
「祭」は年中行事や祖先・自然に対する感謝と供養の儀式。
特に仏教・神道が背景にある行事が多いです。

お盆

先祖の霊を迎え、供養する 8月13日〜16日(地域差あり) 帰省・墓参り・お供え物 お布施5,000~2万円ほど

お彼岸

春・秋の彼岸に墓参り 春分・秋分の前後7日間 墓掃除やおはぎなど供えます。

法事(法要)

亡くなった人の命日や節目に行う供養 一周忌・三回忌など 自宅や寺で少人数が多い お布施1万~3万円ほど

年中行事(正月・節句など)

季節の節目・感謝・子どもの成長を祝う 正月・ひな祭り・こどもの日など 家庭ごとのスタイルで多様化しています。

まとめ

それぞれを要約すると、

冠・・・人の成長を祝う儀式

婚・・・結婚の儀式 結納、挙式、披露宴などの儀式

葬・・・人の死を悼む 通夜、葬儀、法事などの儀式

祭・・・年中行事・供養 お盆、お彼岸、法要、節句などの儀式

になります。

状況に応じて対応も変わるので、社会人としてはしっかり知っておきたいポイントですね!

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