IT・テクノロジー

【17種類】Linuxよく使うコマンドとオプション一覧

こんにちは。

今回は、Linuxでよく使うコマンドとコマンドオプションについてまとめました。

このサイトの概要

Linuxとは

Linuxとは、オープンソースのOSです。
OSはLinuxをはじめWindowsやiOSなど様々な種類があります。

Linuxコマンドは世界中で使われており、現在も新たなコマンドの開発がされています。
ですがよく使うコマンドは限られていますので私の経験を活かし、コマンドとオプションをまとめています。

isコマンド(ファイルやディレクトリの情報を表示するコマンド)

isコマンドオプション

-a 隠しファイル(「.」で始まるファイル)を含むすべてのファイルとディレクトリを表示

-A 「-a」と同じ。但しカレントディレクトリ「.」と親ディレクトリ「..」は表示しない

-d 指定したディレクトリの情報を表示

-F 名前の後ろにファイルタイプを表示(通常ファイル:なし、実行可能ファイル:*、ディレクトリ:/、シンボリックリンク:@

-i inode番号を付けて表示

-l 詳細情報(パーミッション、所有者、サイズ、更新日時など)の表示

-R サブディレクトリの内容も再帰的に表示

cpコマンド(ファイルやディレクトリをコピーするコマンド)

cpコマンドオプション

-f 同名のファイルやディレクトリがある場合強制的に上書きする

-i 同名のファイルやディレクトリがある場合上書きするかどうか問い合わせる

-p ファイルの属性を保持したままコピー

-r|-R ディレクトリをコピー

rmコマンド(ファイルやディレクトリの削除をするコマンド)

rmコマンドオプション

-f メッセージを表示しない

-i 削除前にメッセージで確認する

-r ディレクトリの削除

-v 詳細表示

catコマンド(ファイルの中身をつけて表示するコマンド)

catコマンドオプション

-n 空行を含めた全ての行に行番号をつける

-b 空行を除いた行に行番号をつける

-s 連続した空白行を1行の空白行にまとめる

-E 各行の最後に”$”を表示する

-T タブを”^I”に置き換えて表示することができる

mkdirコマンド(ディレクトリを新規作成するコマンド)

mkdirコマンドオプション

-m パーミッションを指定しディレクトリを作成する

-p エラーを表示せず記述したディレクトリが存在しなければ作成する

-v ディレクトリを作成した結果のメッセージを表示する

cdコマンド(作業するディレクトリを移動するコマンド)

cdコマンドオプション

-L 移動先のディレクトリがシンボリックリンクだった場合、シンボリックリンクに移動する

-P -Lオプションとは反対に、移動先がシンボリックリンクだったらシンボリックリンクのターゲットに飛ぶことができる

mvコマンド(ファイルやディレクトリを移動またはリネームするコマンド)

mvコマンドオプション

-b 上書き・削除されるファイルのバックアップをする

-f 上書きの場合確認メッセージを表示させない

-i 上書きされる場合は確認メッセージを表示する

-n 移動先に同じ名称のファイル・ディレクトリが存在する場合は移動しない

-v 詳細を表示する

touchコマンド(ファイルのタイムスタンプを変更するコマンド)

touchコマンドオプション

-d 日時を指定する

-c ファイルを新規作成しない

-r 他のファイルのタイムスタンプに合わせる

-m ctimeのみを変更する

manコマンド(マニュアルを表示するコマンド)

manコマンドオプション

-k キーワードに一部一致するコマンドやファイルのmanページを一覧表示

-f キーワードに完全一致するコマンドやファイルのmanページを一覧表示

-C 設定ファイルを指定する

-M manファイルの検索パスを指定する

-d デバッグメッセージを表示する

-D 全てのオプションを初期値にする

-u キャッシュを更新する

whatisコマンド(Linuxのコマンドを検索するためのコマンド)

whatisコマンドオプション

-C 設定ファイルを指定する

-M ファイルの検索パスを指定する

-L 検索時の言語を指定する

-r 検索に正規表現を使用する

-w 検索にワイルドカード(「*」など)を使用する

-l 検索結果を表示する際、端末の幅より長い部分も省略せず折り返して表示する

-s  検索対象の章番号を指定する

-d デバッグ情報を表示する

-v 警告メッセージを詳しく表示する

whichコマンド(指定コマンドをディレクトリ順に見けファイルを表示するコマンド)

whichコマンドオプション

-a 環境変数PATHにある全ての実行ファイルを表示する

-i 標準入力からエイリアスを読み込み、合致したものを表示する

typeコマンド(コマンドの保存先を調べる)

typeコマンドオプション

-a 同名で実行可能なコマンドを全て表示する

-f シェル関数は除外する

P PATH内のみを探す

-p 実行されるコマンドのディスク上のファイル名を表示する

-t 実行されるコマンドに応じて「alias」「keyword」「function」「builtin」「file」を表示する。該当するコマンドが見つからない場合は何も表示しない

aproposコマンド(索引からコマンド名をキーワードで調べるコマンド)

aproposコマンドオプション

-d デバッグメッセージを出力する

-v 冗長な警告メッセージを出力する

-e 各キーワードで完全一致を検索する

-r 各キーワードを正規表現として解釈する

-w キーワードにワイルドカードを含んで検索する

-a AND検索する

-l 検索結果を端末の幅に調整しないで表示する

-C ユーザー構成ファイルを使用する

-L 検索のロケールを定義する

-m 他のシステムのマニュアルページを使用する

-M マニュアルページの検索パスをPATHに設定する

-s 1セクションのみを検索する

findコマンド(ファイルやディレクトリを検索するコマンド)

findコマンドオプション

-name ワイルドカードを使用して、ファイルやディレクトリ名の一部のみ指定した検索する

-atime 任意の日数にアクセスされたファイルやディレクトリを検索する

-mtime 任意の日数に更新されたファイルやディレクトリを検索する

-amin 任意の分数にアクセスされたファイルやディレクトリを検索する

-mmin 任意の分数に更新されたファイルやディレクトリを検索する

-anewer 任意のファイルの更新日時よりも後にアクセスしたファイルやディレクトリを検索する

-newer 任意のファイルの更新日時よりも後に変更したファイルやディレクトリを検索する

-empty ファイル容量が0のファイルやディレクトリを対象とし検索する

-size ファイル容量を指定し検索する

-type f ファイルのみを対象とし検索する

-type d ディレクトリを対象とし検索する

-perm パーミッションで検索する

-and 複数の条件を使って、すべての条件に当てはまるファイルやディレクトリを検索する

-or 複数の条件を使って、いずれかの条件に当てはまるファイルやディレクトリを検索する

-not 条件に当てはまらないファイルやディレクトリを検索する

-exec 検索結果に対してコマンドを実行する

calコマンド(カレンダーを表示するコマンド)

calコマンドオプション

-y 1年のカレンダーを表示する

-h 今日の日付のマーキングをしない

-j その年の1月1日からの日数で表示する

dateコマンド(現在の日時を表示または変更するコマンド)

dateコマンドオプション

-d 現在ではなく、文字列で指定した日時を表示する

-R 日時をRFC2822形式で表示する

-I 日時をISO 8601フォーマットでTIMESPECで指定した精度で指定する

-r ファイルの最終変更時刻を表示する

-s システム時刻を指定した日時に変更する

-u 協定標準時(UTC)を表示、設定する

pwdコマンド(現在のディレクトリを表示するコマンド)

pwdコマンドオプション

-L シンボリックリンクをそのまま使用する

-P シンボリックリンクをたどる

まとめ

Linuxコマンドは非常に膨大に存在します。
このサイトへ記載しているコマンドはあくまでよく使うコマンドです。
また気付きがあれば追記します。

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