生物

【7種類】人体の感覚一覧

人体の基本的な5つの感覚

基本的に人体には5つの感覚が備わっており、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の5つの感覚があります。

人間の場合、産まれてからすぐに五感の機能は備わっていますが、刺激を受けて機能が徐々に使えるようになります。
日々、見るもの、聴くもの、食べるものなどで刺激を感じて発達していきます。

5感それぞれの機能

五感は例外なく脳によって処理されています。
五感から得た情報を脳が信号として受け取り、理解するのです。

では、五感それぞれの機能を詳しく見ていきましょう。

視覚(見る)

視覚とは、眼でものを見ることを指し、眼に映った色や形、大きさなどの情報を得る手段として備わっています。

視覚から得られる情報は非常に多く、この世界では眼が見えることを前提とした情報伝達手段が主流となっています。

逆に視覚を失うと生活には大きな支障をきたしてしまいますが、代わりに残りの感覚によって補うと言われています。

聴覚(聴く)

聴覚とは、耳で音を聴くことを指し、外界からの音の情報を得る手段として備わっています。

耳から得られる情報も種類が多く、生活の中で使用されている洗濯機、電子レンジ、スマートフォン、炊飯器などの機械類は音で情報を知らせる機能が備わっていることが多いです。

また、前述した視覚を失っている場合、聴覚は非常に発達するので健常者には聞こえない音が聞き取れたり、壁や天井などの位置を把握したりできるようになります。

味覚(味わう)

味覚は、口の中の舌で味を感じることを指し、飲食物を口に入れた時に何を食べているのかを知るための手段として備わっています。

味を感じる機能は、おいしい食べ物を食べた時に美味しいと感じるためであるのはもちろん、自然界に存在する毒のあるキノコなどを誤って飲み込んでしまわないように発達しました。

人は一日に基本三度(二度や一度の人もいますが)食事をすることから、味覚を失ってしまうと幸福感を得にくくなるとされ、精神疾患を起こしやすくなると言われています。

嗅覚(嗅ぐ)

嗅覚は、臭いを感じ取ることを指し、身の回りにある食べ物や衣類、ゴミの異臭などを感じ取り存在を知るための手段として備わっています。

嗅覚にはガス漏れやオイル漏れなどの危険を感じ取る機能としても役に立っています。

嗅覚も味覚と同じく飲食物の香りや香水の香り等を感じて幸福感を得ることができますが、失ってしまうと食事の際に味覚と合わせて感じている美味しい食べ物の匂い、や珈琲・紅茶などといった優雅な香りなどの情報を得られにくくなってしまいます。

触覚(皮膚で感じる)

触覚は、皮膚で刺激を感じることを指し、暑さ・寒さや、痛み・痒みなどを感じ取る手段として備わっています。

触覚は全身に備わっている機能なので身体のどこに触れているかなど個体差はあれど感じ取ることができます。

触覚は失ってしまうと怪我の痛みなど身体からの危険信号などを感じられなくなります。
その結果、傷の手当が遅れてしまい菌が入って壊死してしまうこともあるのです。

ちなみに、性感帯も触覚として機能していますが、通常の皮膚の刺激とは別の感覚として脳に信号が送られるため同じ皮膚でも違った感覚を得られるのです。

第六感とは

第六感とは、前述の五感以外のもので、例えば霊感など一般的には感じたりしない感覚が備わっていることを指します。

第六感は理屈では説明がつかない感覚に対して使われる用語で、全人類に備わっているわけではなくどのようにして発達するのか詳しいことはわかっていません。

ただ、基本的に第六感は危機を回避したりする際に発現することが多く、事故物件などを見つけることができたり、嫌なことが起きる予感がするなどといった曖昧な感じ方の場合もありますが本能的に危険を感じ取ることで身に起きる危機から身を守れることもあります。

第七感とは

第七感とは、第六感のさらに上位に存在する能力のことで、未来予知ができるようになったりすることを指します。

第七感は超能力に分類されることもあり、物を浮かせたりできる場合は第七感として表現されることもあります。

まとめ

動物は古来から天敵の捕食者などから身を守るために発達してきました。

その過程で感覚は研ぎ澄まされ、情報の取得を行い、あらかじめ危険を回避したり、仲間とコミュニケーションを取り危険を知らせたりできるようになったのです。

人間は天敵がいない生物ですので、身に起きる危険などを回避する能力が退化してしまっただけで、一部の人には奇跡的に残っている人もいるだけなのです。

人体にはまだまだ不思議なことが多いですが、備わった感覚を大事にして生きていきましょう。

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